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ジリオラ・チンクェッティ 東京ライブ

Cinquetti2

 明けましておめでとうございます。

 今年も、カンツォーネの魅力を語っていこうと思います。

 よろしくお願いいたします。

 今年の最初は、私を新しいカンツォーネ(いわゆるサンレモ系のカンツォーネ)の魅力の虜にしたジリオラ・チンクェッティの名盤の登場です。

 このCDは1993年の東京でのライブをCD化(キングレコード)したものです。

 このCDを買う前に、キングレコードが出している「カンツォーネの歴史」というCD5枚組のセットがあり、それでチンクェッティの「夢見る想い」を聴いていて、チンクェッティのファンになっていました。

 このCDをレコード屋でみかけて、すぐに買ったように思います。

 聴いてみると1曲目が、あの大ヒット曲の「夢見る想い」。それも超名演です。

 この時のチンクェティは40代の後半だったわけで、声も美しく保たれており、というよりも若い頃、20代の頃よりもはるかに美しく鍛えられた声を聴かせています。1曲目から本当に夢見心地にさせられます。

 全部で23曲収録されており、一つ一つの曲にコメントしませんが、印象に残った曲では「アネマ・エ・コーレ」。

 もともとオペラ・ファンだったので、この曲はオペラのテノール歌手、ジュゼッペ・ディ・ステファノやホセ・カレーラスの朗々と声を張り上げる歌いかたで聴いていたのですが、チンクェッティのささやくような繊細な歌を聴いて、この曲をこういう歌い方ができるのだというのが新鮮な驚きでした。なんともチャーミングな歌です。

 他では「ビバ・イタリア」「恋よまわれ」「チャオ」「愛は限りなく」「雨」「ラ・スパニョラ」などが印象に残りました。いずれも若いときよりも歌が円熟しており、とても素晴らしい出来です。 

 チンクェッティに関しては、熱心なファンのつくったジリオラ・チンクェッティ・ワールド という素晴らしいサイトがあります。

 このホームページを見ていると、93年のコンサートは東京だけでなく大阪でも産経ホールで公演があったことがわかります。

 あと数年早く、チンクェッティのファンになっていたら、ライブを聴きにいけたのに残念でなりません。

 また、このコンサートはNHKのBSで二度も放送されたそうです。ライブにいけなかった者としては、この映像だけでもなんとしてでも拝みたいものです。DVDにならないでしょうか?日本だけでなく、全世界に売れると思うのですけどね・・・。

 本当に素晴らしい演奏です。

 ついでに曲目を全部しるしておきます。

1.夢見る想い

2.ビバ・イタリア

3.青い岸辺

4.愛と呼ぶの

5.過ぎゆく人生

6.人生を追いかけて

7.太陽のとびら

8.星の夜に

9.輝く女

10.恋よまわれ

11.チャオ

12.バカボンドの月

13.嵐が来る前に

14.ジャズの星のもとで

15.水の上

16.心の師

17.愛は限りなく

18.五月の香り

19.雨

20.日曜はミサに

21.あなたが望むなら

22.ラ・スパニョラ

23.アネマ・エ・コーレ

では、今年もよろしくお願い申し上げます。

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